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映像センター <東雲Lab> を見学してきた ~挑戦の前半戦~|現役イベントディレクター”おーいわさん”がいく!「おーい、おーいわさん」vol.1

映像センター_東雲Lab_LED Vision Virtual Area

皆さんこんにちは。イベントディレクターのおーいわさんです。

さて。
突然ですが、皆さんは映像技術・機材の最先端を見てみたいと思いませんか?僕は見たいです。

映像技術・機材の最先端(イメージ)

と、いうわけで。ぶ厚い雲が空を鈍色に覆う某月某日。
僕はりんかい線に乗って東雲(しののめ。難読!)にやってきました。

やっはろー

駅の改札を出ると、何やら普通の会社員には見えない(!)集団の姿が。
実はこの方々、今話題のSNS“Clubhouse”で活動している「イベント部」のメンバーです。
みんな服装が黒っぽいですね(※僕も)

業界人が東雲(しののめ)に集まって何処に向かうのかと言うと……

そう、ゆで太郎です!!

……。

(あれ?違うようです)

はい、失礼しました。
東雲駅から歩くこと(体感)3分くらい。株式会社映像センターさんの東雲オフィスに到着しました!
さっき借景になってた奥の建物ですね。

我々はこれから、映像センターさんの通称<東雲Lab>を見学するのです。

今回ご案内してくれる映像センター 執行役員の本多さん

本多さん「1Fは荷捌きスペースになっていて、この後イベント現場に向かうために積込みを待っている機材や、使用中の機材の空き箱の留場となっています。今日は落ち着いていますが、繁忙期になるとこのスペースが空き箱でいっぱいになります」

なるほど……
床のテープやカラーコーンで区切られて整頓された様子が、かえって混雑時の情景を想像させますね!

さぁ、「いかにも」な荷物用エレベーターに乗り込み、いざ館内へ。
この写真だけ見ると、商業施設内イベントの現場集合!って感じがしませんか?オラわくわくすっぞ。

体温を計って……

OK!

手指を消毒して、入館者名簿に記入して……

整理整頓された倉庫エリアを見て……

それにしても、すごい数の機材ですね!

本多さん「機材がこれだけあるんで、私はどこに何があるかは覚えきれないです(笑)」

ラックに「A8」とか「V9」とか番号が貼られているので、これを住所代わりに探すようです。

さてさて。

やってきました!
ここが映像センターさんの誇る<東雲Lab>です!
我々の到着を待ってくれていたオペレーターの皆さんも準備万端。
もう、この時点で高まりますね……!

<Green Screen Area>

まずは「グリーンバック」から。
オンライン会議・セミナーで需要が高まっており、最近はすっかり市民権を得た印象がありますね。

この広さがあれば、かなり自由度の高い使い方ができそうですね。

たっかいなー

本多さん「駅近物件でここまでの広さと高さのグリーンバックはレアなので、様々な撮影に使っていただいています。実際今日も別件で使用中ですね」

なるほど……自宅にこのスペースがあればバーチャル背景で遊び放題ですね。

<LED Vision Virtual Area>

お次はこちら!

床・壁の3面に据え付けられたLEDディスプレイに期待が高まります。

本多さん「こちらがいま世界中で流行しているLEDディスプレイを使ったバーチャル空間です。正面のカメラで撮った映像を、手前の返しモニターで確認できます」

太田原さん「私からはハードの説明をしますね」

お願いします!

太田原さん「これは仮設の現場で使うLEDウォールです。展示会などのイベントで、企業が発信するプレゼンテーションに使ってもらうことが多いです。背景で使用している方は素子の間隔が2.5mmピッチで細かい、高精細なディスプレイです。床の部分は10mmピッチで、コンサートや大型展示会で使っています。平米あたり1トンまで耐えられるので、人が乗るのはもちろん、某有名自動車ショーで使われるように車を載せることもできます」

なるほど、リアル「100人乗っても大丈夫!」ってやつですね。

どうですか、この没入感抜群な映像空間。

ここで新商品発表会や経営企画などをプレゼンテーションしたら物凄くかっこいいですよね。
就職活動の自己PRにも使えそうです(※ただしお金持ちに限る)

太田原さん「今はPowerPointのデータを表示していて、スライドショーを背景で表現しています。が……」

このLEDディスプレイ、ただ「背景」として映像を使うだけじゃないんです。

どーん!どうです?

太田原さん「先ほどのPowerPointのデータを3Dオブジェクトにしたものを、画面上にARとしてリアル空間に重ねてみました。こういった表現手法が世界中で主流になっています。位置を認識しているので、寄ったり引いたりしてもオブジェクトはきちんと表現されます」

あらかじめ用意しておいたコンテンツを合成することで、実空間では出来ない演出も実現するのです!
※動きはPowerPointのアニメーションをイメージしてください

リアルとバーチャル、両側からの映像演出でプレゼンテーションの質が一気に上がりますね。
ここで会社紹介映像を撮ったら、興奮した就活生がいっぱいエントリーしてくれそうです。

さて、このLEDディスプレイはまだまだ凄い使い方ができるそうなのですが、
EVENTORS 365編集部から「長すぎる」とダメ出しがありました。

ということで、映像センター<東雲Lab>見学レポート「挑戦の前半戦」はここまで!


▼協力
株式会社映像センター( https://www.avc.co.jp/

株式会社映像センター

東雲オフィス(東京都江東区東雲2-9-51 日本通運東雲流通センター)

▼東雲Labについてお問合せ先
株式会社映像センター問合せフォームはこちら
TEL:03-3527-8678
※備考に「EVENTORS 365の記事を見た」とご記載ください


記事
大岩 将士(おおいわ まさし)/
イベントディレクター

〈プロフィール〉
展示会主催者(業界団体勤務)1989年生まれ。千葉市出身。
2012年に株式会社テンに入社し、イベント業界へ。企画営業職として勤めた後、株式会社乃村工藝社に転社。イベントや企業ショウルームなどの空間づくりを担当した。19年から現職で、企画・広報・出展者対応・ 制作管理・ 規定策定などを担当。日本イベント業務管理士協会(JEDIS)正会員。 座右の銘は「当たり前のことを当たり前にする。そして新しい当たり前をつくる」

Twitter( https://twitter.com/M_Ohiwa


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