読めば必勝!イベント企画を実現させるプレゼンテーション術
イベント企画を始動させる際、まずはクライアントへのプレゼンテーションから始まるというケースは多いでしょう。いくら素晴らしいアイディアが閃き、イベントが大成功に終わるビジョンが見えていても、その前のプレゼンテーションが上手く行かなければイベントを実現させることはできません。
イベント企画の立案者(イベントプランナーやイベントディレクター等)にとって、自分が企画したイベントは我が子のようなもの。しっかりと世に送り出してあげるためにも、発足段階といえるプレゼンテーションを成功に収めることが大切です。
そこで今回は、イベント企画を実現させるための、必勝プレゼンテーション術をご紹介いたします。
プレゼン=「説明する」ではなく、「相手に行動させる」ことを意識して
勝つプレゼン術を習得するためには、そもそもの目的からおさらいすることが重要です。
「プレゼン=クライアントに説明をする場所」と捉えている方も多いですが、これはNG。
プレゼンとは、「クライアントに行動させる」ことが最も重要な目的です。説明はあくまで途中経過であり、プレゼンをすることによってクライアントが決定・成約のアクションを結ぶことがゴールなのです。
つまり、プレゼンとは15秒のテレビコマーシャルのようなもの。限られた時間の中で、いかにしてサービスの意義・魅力を伝えるか。そして、視聴者に強い印象を残し、実際にサービスの利用や購入につなげることが大切なのです。
プレゼン資料や台本を作るときには、説明の先を見据えることが重要なポイントといえます。
イベントのプレゼンは、「相手が知りたがっていること」をメインに作成して
プレゼンの場において、自身が立案したイベント内容や魅力をメインに伝えたくなりますが、これは極力省くのが正解です。
勝つプレゼンで重要となるのは、「自分が伝えたいことを発表する」のではなく、「相手が知りたがっているものを伝える」こと。
クライアントが得るメリットや利益、その裏付けを端的にわかりやすく説明することがポイントです。イベントを行うことでクライアントが得られる結果を先に説明し、その付加価値や証拠などを補足していく流れで資料を作成するといいでしょう。
イベント企画の成約は、シンプルなプレゼンがカギ!
プレゼンを行うにあたり、資料づくりが欠かせません。この際、どちらも「シンプル」を心がけることが成功へのカギとなります。
プレゼンではグラフなどをまとめたスライドを使用することが多いですが、これを作る際もシンプルを意識することが大切です。
たとえば、3D効果をふんだんに取り入れたスライドで、色もたくさん使用してカラフルに仕上がったとするでしょう。パッと見ると手が込んでいて、とてもカッコいい資料に見えますが、実際にプレゼンを受けるとなると、その見た目にインパクトが取られ、内容は二の次になりがちです。「1つのスライドに含める内容は1つまでに留める」「3D効果や影はつけない」「テーマや結果は資料のトップにもってくる」などの工夫で、相手の視覚にシンプルに訴えかけるようにしましょう。
プレゼンの主役は説明をする人ではなく、見聞きしているクライアントです。そのため、プレゼンの資料や台本は、主役を引き立てるための内容にすることがポイントになります。
クライアントの利益やメリットを明確に提示し、視覚と聴覚の両方でしっかりと訴えかけることを意識しましょう。
投稿|EVENTORS 365[イベンターズ サンロクゴ]
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